つづくソラのしたで。

夫の職場の方から、
北海道帯広のアスパラガスをいただきました。

こんな立派なの、いいんですか？



どうやって食べようか・・

悩んだあげく、
なるべくシンプル、かつ美味しく。

ビスマルク風にしてみました。






オリーブオイルにニンニクで香りをつけ、
塩・胡椒で軽くアスパラガスを焼く。

その上に、半熟目玉焼きをのせるだけ。


パルメザンチーズがあれば、なお良しだけど、
夫、ダイエット中のためナシ。



アスパラガスの臭みと甘みが、すごくいい。
チーズをふらなくて正解だったかも。

これぞ！アスパラガスって感じ。

歯ごたえも最高です





実は、
この料理にまつわる思い出がありまして・・


それは、東京OL時代。

上司から、食事に誘われて、
新宿パークハイアットにある
「ニューヨークグリル」に連れていって頂いたときのこと。

まだ若かった私にとって、
あの大人な空間と空気、そして高そうなメニュー

とにかく、緊張してしまいましてね・・


何を話したのか、
何を飲んだのか、
何を食べたのか、

まったく思い出せないんですが、
このお料理だけは、覚えているのです。



目の前に運ばれてきたとき、


何これ。家でも作れそうじゃん。
何で、こんなに高いの？

でも、立派なアスパラガス・・
めちゃめちゃ、美味しそうなんですけど・・
私、アスパラ大好きなんだよなぁ。
でも、上司もなかなか手をつけないし・・
パクパク食べたいのになぁ。


以上、心の声。



こんな感じで、
結局、１本だけしか食べられなかったのです。

ぐすん。


バブリーだったあの時代、
どんな高級食材で作られたお料理よりも、
あのアスパラガスが食べられなかったリグレット。


それ以降、
立派なアスパラガスを手に入れると、
これを作りたくなっちゃうんですよねー。


これって、トラウマっていうの？



この度は、

「青臭いね。このアスパラ。」

なんて言う、
野菜の旨みが解らんらしい夫と結婚したので、
ほとんど、私が独り占めしちゃいました。


最高に幸せです。


ごちそうさまでした