2011年02月16日
いま読んでいる本
いつも、なにかしら本を読んでいるわが夫婦。
夫は少しの時間でも読みすすめ、
いつの間にか読み終わるパターン。
私は読まなくちゃ読まなくちゃと
取っ掛かりは遅いけど、読み始めると
一揆に読んでしまうパターン。
で、いま読んでいる本。
月と蟹 / 道尾秀介著
先日、直木賞を受賞した作品で
この作者が先月「情熱大陸」に出演したのを
観ていたので、ぜひ読んでみたいなぁと。
あっ、先に読んでいるのは夫ですが。
以前、同著者の
「向日葵の咲かない夏」も独特の世界だったので、
読むのがとても楽しみです。
私が読み始めたのは、
カッコウの卵は誰のもの / 東野圭吾著
十数年前、「秘密」を読んでから
好んでよく読んでいる作家さんの作品。
いまや、沢山の作品がドラマ化や映画化されて、
本当にすごい活躍ですよね。
これまた先に読んだ夫が、
いまどの辺?あぁ、そこかぁ。と言っては
ネタをばらされそうなので、いない間に完読しよう。
ちなみに、
この前に読んだ本は
いつか棺桶はやってくる / 藤谷治著
森に眠る魚 / 角田光代著
ボクらの時代 河瀬直美×角田光代×渡辺満里奈対談から
かなり興味がある角田光代さん。
どうしたら、あれぼど色んなタイプの人たちの心情を
鮮明に描きだせるのだろうか。
ある意味怖いが、尊敬です。

2011年02月04日
Santa Fe
(懐かしいなぁ)
仕舞い込んでいる夫のノートパソコンが必要になったので、
朝から探していたら、パソコンの下から「Santa Fe」を発掘。
17歳の宮沢りえちゃん。
カメラマンは篠山紀信氏。
かわいいし、綺麗だし。うっとり。
もう20年も前の写真集なのにカッコイイ。
大切に扱えよ!
と、いままで何処にあるのかも忘れてたくせに
出てきたらうるさい夫。
そんなに大切なら、棺桶に入れてあげるね。
そういえば、
まだピチピチしていた18歳の頃、
ジョルナ@町田で「写真集撮らせてください」って
謎のカメラマンから声を掛けられたことがあったっけ。
あのとき撮ってたら、
それを棺桶に無理矢理入れるのにな。
残念!
っていうか、
もし私が先に逝くのなら、
何と共にあの世へいきたいかな。

2011年01月07日
読書とバスタイム
今年、最初に読んだ本。
もしもし下北沢 / よしもとばなな著
タイトルを見て、
下北沢駅乗換えで会社に通っていた頃を
ふと思い出し、何気なく読んでみた1冊。
ストーリーは少し重い感じなんだけど、
読み進めていくうちに、下北沢の街を
ひさしぶりに訪れたくなった。
読書の場所は、
もっぱら浴槽の中でというのが1番多い。
最近はとても寒いので、
体が温まるまで時間がかかるし、
なかなか集中して読めたりする。
いただきもののバスソルト
KNEIPP(クナイプ)を入れたりなんかして、
寒い冬の楽しい幸せバスタイム。
あぁ、ここで暮らしたい(笑)。
ときには、実用書なんかを持ち込んで
ふむふむ、こんなの作ってみようかな
とか妄想したりして。
今年は、なるべく沢山の本を読もう。
いろんなジャンルの。
2010年10月25日
パリのすみっこ
この記事をみて、
これは絶対に買っておかなくちゃと注文した本
パリのすみっこ / 鈴木るみこ編
大好きな雑誌クウネルのいままでのパリ特集が
一冊の本になって創刊されたのです。
しかも、編集と文章は鈴木るみこさん。
実は沖縄時代、
いつも通っていた友達のバーで
ご一緒させていただいたことがあるんです。
クウネルが創刊して間もないころで、
なんと!スタイリストの岡尾美代子さん
カメラマンの高橋ヨーコさんも一緒にいらしたのですよ!
すんごいメンバーに思い出しただけでニヤけちゃいます。
那覇の小さなバーでの夢のようなひととき。
一生忘れられない夜です。
いや、もしかしたら夢だったのかな?と
その後やりとりしたはずのるみこさんとのメールを
ひさしぶりに見てみました。
ちゃんとありました。
宝物だわ!
で、この本
過去の記事を再編集しているのだけど、
内容はぎっしり。
うっとりしちゃう写真もたくさん!
おいしそうなものもね。
おすすめです!
パリといえば、
1度だけ訪ねたことがあるんだけど、
そのときに購入したエルベシャプリエのポーチを
ひさしぶりに収納ケースの中から発見!
そういえば、
パリのエルベシャプリエで
トートや小物を大人買いしたんだったなぁ。
いまでも大きなトートは大活躍です。
懐かしいパリへの旅。
写真もひっぱり出してみようかな。

ちなみに、
クウネルのハワイ特集も好きな私。
いつかこちらも1冊の本として創刊されることを
心から期待して待っています!
2010年10月22日
四十九日のレシピ
図書館に予約をいれてから数ヶ月、
忘れたころにやってきた本。
四十九日のレシピ / 伊吹有喜著
最近読んだ本の中で、
いや、今年読んだ本の中で、
一番心に響いた一冊。
妻に先立たれ気力を失っていた夫の元に
妻の教え子だったという女の子が現れる。
妻から渡されていたという「レシピ」を持って。
自分の四十九日の法要には、
このレシピでお料理を作って宴会をしてほしいというもの。
その他にも、
残された家族がいままで通りの生活ができるよう
愛情の込められたレシピが準備されていた。
読み進んでいくうちに、
止まらなくなり一気に読んでしまったのだが、
終盤には胸の奥にグッとくるものを抑えられず
涙が止まらなかった。
悲しい涙ではなくて、心が温まる涙。
それを見ていた夫も読んでみたいといい
これまた一気に読む。
夫も涙ながらの読書。
たまに夫婦で
オレが先に死ぬ、いや私が・・
みたいな話しをするのだけど
本当のところはどうなるのかわからない。
でも、どちらが先に逝ってしまっても
残された者をおもう気持ちのある夫婦で
これからもいられたらと思う。
四十九日のレシピ
2011年早春にNHKドラマ化決定!