2010年11月12日
ソウル旅行記⑨ 最高の冷麺
(ソウルナンバー1冷麺@又来屋)
(2日目夜ごはんのつづき)
ソウル最後の夜なので、
夕方から酔って撃沈している夫に
かまってる暇なんぞありません。
といいつつ、
次に向かった1軒は
夫が一番楽しみにしていた冷麺が食べられるお店です。
早く酔いを醒まさないと勿体ないぞー。
又来屋(ウレオク)
これまた、コウケンテツの本にも掲載されていたし、
アノ方のダンナさんのソウルオフィスでも
ここの冷麺はソウルでナンバー1デス!
っておすすめされたし、更には、
タクシーの運転者さんまでオススメしてた。
一体、どんな冷麺と出会えるのかと
わくわくしながら先を急ぐ私たち。
だがしかし、なかなかたどり着かない。
なぜなら、アノ方ったら駅1つ間違えちゃってたのねん。
ごめんねぇ。
なアノ方だったけど
おかげでお腹の空腹もつくれたし、
グデングデンに酔っていた夫の頭を冷やすのにも
ちょうど良いロスタイムだったような。
途中、僕、おしっこいきたいよー もれちゃうよー
そんな夫のわがままにも付き合ってもらっちゃったし。
こちらこそ ごめんねぇ。
(左:ハングル語で又来屋 右:水キムチ おいしい)
やっとたどり着いたそのお店は
いままでとは違うちょっと高級感のあるところで、
お店の入り口にはおしゃれをした方々が
順番を待っておられました。
ちょっと緊張しちゃうなぁと前を見ると
酔っ払いの夫が椅子に腰掛け熟睡。もう知らん。
しばらく待ち、
やっと席を案内してもらったものの
夫はまだ酔っ払って言うことをきかない。
なので、アノ方から愛のビンタ100連発!(笑)
(おいしすぎる冷麺 9500W)
その愛が伝わったのか、
楽しみにしていた冷麺が運ばれると、
ビールを飲むことも忘れ、冷麺に夢中の夫。
無言で一気に半分ほど堪能し
「うまい!」の一言。
どれどれと私もいただいてみると、
いままでに食べたことのない繊細なスープ。
細めの麺もスープを邪魔せず、上品な1杯。
さすが!ソウルナンバー1と言わせる冷麺だ。
(プルコギは野菜と一緒に)
一緒に注文したプルコギも
野菜やキムチと巻き巻きして美味しくいただき、
この旅一番お酒よりも食となった1軒となりました。
あまりにも美味しい冷麺だったからか、
泥酔していた夫も奇跡の生還!
よかったよかった。
ではお祝いに、
次のお店ではお酒を堪能しましょう!
ということで、長いソウルの夜は続くのです。
2010年11月12日
ソウル旅行記⑧ 夕ごはん
(渋いチャドルパギ専門店 ステキ!)
(2日目のつづき)
さぁ、いよいよ夜ごはんに出発です。
最後の夜なので、
悔いのないように飲んで食べます!
初めの目的地まではタクシー。
ソウル滞在時の移動はほとんどタクシーで済ませました。
だって安いんです。初乗り2400W(約170円)。
かなり遠かったなぁと感じたところまででも9000Wくらい。
4人で割ったらすごく安いですよね。
地下鉄降りて歩くことを考えたら、かなり楽ちんだしね。
けど、タクシーの運転手さん
ほとんどの方が韓国語しか話せない様子(汗)。
韓国語も話せるアノ方たちがいてくれたので大助かりでした。
(もはや お冷ください感覚でビール)
さぁ、到着しました。
1軒目(何軒行く気?)の目的地はチャドルパギ専門店。ポンサンチプ。
ここだよぉ。って言われて見たお店は
すんごく味のある渋いお店で店構えだけで満足(笑)。
好きなんですよねぇ、路地裏っぽい雰囲気というか
下町の食堂風っていうか。
食べ物も楽しみだわ!
(チャドルバギ さっと炙っていただきます)
チャドルバギっていうのは、
牛あばら肉の焼き肉のことみたいなんだけど、
薄くスライスしたそのお肉を炭火で焼いて、
ヤンニョム(特製の醤油ダレ)につけていただきます。
ヤンニョムの中にはネギや青唐辛子が
こんもりと入っていて、想像よりもさっぱりとお肉を食べられます。
これね、
食事というよりビールのつまみにピッタリ!
薄切り肉だから、胃に負担も少ないし。
さすが!アノ方のダンナさんの大好物だわ。
(テンジャンチゲの鍋は歴史を感じるへこみ具合)
チャドルバギを食べ終わったところで、もう1品。
アノ方たちオススメのテンジャンチゲ。
味噌の入ったチゲ鍋です。
これもね、最高!
私、今回のソウル旅行で感じたんですけど、
こういう鍋ものにハズレなしっていうか、
深みがあってどれも美味しかった。
ひと口スープをすすると幸せ気分!
日ごろ、あまり白米を食べない私でも
ちょっとご飯にかけていただきたい!って感じになっちゃって
いくらでも食べたくなってしまうのだ。
はぁ。太りそう。
でも。いいの。
仕方ないのよ。旨いから。
そんなことを思っていた頃、
目の前の夫は飲み過ぎて完全に出来上がり状態。
あなた、まだ夕方5時ですけど?
いつも、オレはプロの酔っ払いだ!
なんていってるクセに情けない。
まだまだ夜は長いのに、どうなることやら。
ホテルに送り返そうかなぁ。マジで!
さぁ、ごちそうさまして
次のお店に向かいます。
時間ないんで、私たち(笑)。
つづく
2010年11月11日
ソウル旅行記⑦ 愛しのサキイカ
(イカの匂いぷんぷんなサキイカ屋さん)
(2日目のつづき)
タッカンマリ屋さんで
昼間からいい気分になっちゃった私たち。
ちょっと街に出てお買物タイム。
東大門(トムデムン)とか明洞(ミョンドン)とか
東京並みに大都会でビックリしちゃったんだけど、
そんな街中でもいろんなところに屋台や露店。
面白いものもたくさん売ってました。
特に私が釘付けになっちゃったのが、
サキイカを売るアジュンマ(おばちゃん)。
イカがまるごと1パイ分
裂ける状態になって売ってるんですよ。
自分でサキイカですよ!
なんて贅沢!!
(左:アジュンマ@イカくるくる中 右:ペットボトルのビール)
2000W(約150円)を渡すと
アジュンマがイカをくるくるっと巻いて
袋の中に入れてくれます。
ソウルっ子もお札を握りしめ並んでます。
私ももちろん買いました!
だってだって、イカ大好き!
そして匂いがたまらないんですよ。
匂いだけでビール飲めそうなくらい。
味はね、もうね
いままでのサキイカ人生の中でナンバー1。
しかも温かいのぉ~
嗚呼、アジュンマに弟子入りして
フォーラス前辺りで売ろうかなと一瞬思ったけど、
自分が一番食べちゃいそうなので止めておきます。
さて、イカでずいぶん話しが長くなっちゃったんですが、
サクサク(かなり省略)っとお買物を終えた私たちは、
いったんホテルに帰って休憩です。
休憩なのに部屋でもビール。
だって1リットル180円くらいなんだもの。
水よりビール買っちゃうよね?!
今回は、2泊3日の旅なので
最後の夜となったこの日の夜。
まだまだ食べます。飲みます。
乞うご期待!
2010年11月11日
ソウル旅行記⑥ 感動のタッカンマリ
(鶏2羽まるごとドカーンです!)
(2日目のつづき)
もう夕飯くらい?の勢いですが、実はまだ午前中。
これからお昼をいただきます(笑)。
お昼時は満席になっちゃうかもってことで、
11時のオープンと同時に入店。
私的には一番楽しみにしていたタッカンマリ(鶏鍋)。
だって、鶏肉だーい好きなんだもの。
鶏1羽で18000W(約1300円)だったかな?
お店でいただくのにこの値段。
安いですよね~
煮えるまでに、しばらく待つんだけど
のんべえたちは、グツグツ煮えてゆく鍋の中を見つめながら
チョギヨー メクチュ チュセヨー (すんませーん、ビールください!)
そして、飲む飲む飲む。
お酒を飲むペースが
誰ひとりとして遅れない。
すばらしいメンバー(一応褒めとく)。
(左:アジュンマ@鶏チョキチョキ中 右:真っ赤な唐辛子ペースト)
もうそろそろかな?くらいで、アジュンマ(おばちゃん)が
慣れた手つきで鶏をハサミでチョキチョキと。
その隣でホロ酔いの夫がすかさず
アジュンマ ノムイェッポヨ~ (おばちゃん キレイねぇ)
旅立つ前から100万回練習していたセリフを実践。
その結果、おばちゃん照れる。大成功!!!
さぁ、いただきましょ。いただきましょ。
まずはスープ。そして鶏。
1口目はそのままでね。
はぁぁぁぁぁぁ。うまぃぃぃぃぃぃ。
たまらんよ。
ねぇ、たまらなすぎだよ。
どうしてくれるのぉぉぉぉぉぉ。
(左:赤すぎる夫のタレ 右:〆の麺をグツグツ中)
その後、テーブルの上に準備されている
唐辛子ペースト(種入り)、酢、醤油で自分好みのタレを作る。
それに付けて食べるとこれまた旨し!
アノ方のダンナさん以外、
みんな揃って唐辛子入れすぎて、
舌の先が痛いよぉ~な数分もあったけど、
本当に美味しいんで、みるみる減っていく鍋の中。
最後は麺を入れて〆。
これまた旨いぃぃぃもんだから、
また韓国に行ったら、絶対にタッカンマリは外さない!
気づいたら、
ビール7本、ソジュ(焼酎)2本も空けちゃって
大満足なのんべえ4人衆のランチとなりました。
ごちそうさまぁ。
で、お会計は72000W。
1人1400円くらい。
半分はお酒代(笑)。
それにしても安いわー
ウォン安、コマスムニダ~
2010年11月10日
ソウル旅行記⑤ 広蔵市場
(金物屋さんの店先に豆屋さん@広蔵市場)
(2日目のつづき)
小出しだけど、
じゃんじゃんいきます!
記憶が鮮明なうちに。
朝ごはんのコムタンで体が温まったあとは、
お腹を空かせるためにちょっと広蔵市場を散策です。
(色鮮やかな市場)
さすが市場!まだ早い時間なのに、
アジュンマたちが元気に働いていました。
この辺りの雰囲気は
那覇の公設市場や栄町市場に似ていて
個人的にはなんだかとても懐かしかった。
沖縄の市場もアンマーたちが頑張ってるしなぁ。
とっても広い市場、
ちょっと路地に入ると布屋さんや布団屋さん
ボタン屋さんなんかもあって、眺めているだけで楽しい。
(大人気の麻薬キンパプ屋さん)
で、しばらく歩いていたら、
なんだか小腹が空いてきちゃって(笑)、
アノ方がリサーチしておいてくれた麻薬キンパプをつまむことに。
なにやら、バッタもんまで出没しちゃうほど
大人気の麻薬キンパプなんだって!
わくわく。楽しみ!!
(左:麻薬キンパプ1人前 右:長すぎるだろな串のおでん)
この後の食事に影響ないよう
4人で1人前2500W(約180円)を2皿注文。
男子たちは無駄に長い(笑)串にささったおでんも。
ビールはなかったので休憩デス!
で、ここの麻薬キンパプ、
細巻きを食べやすく切ってくれているので、
パクパクとついつい口に運んじゃう感じ。
通りがかる人みんなが買っていくぐらい人気で
大皿に盛られていたキンパプたちはみるみる数が減ってました。
クセになるわ、これは。
(左:アノ方試着中@毛皮屋さん 右:注文の多いモデル)
でハラゴシラエのあとはお買物。
市場周辺の毛皮屋さんでアノ方ったら、
ミンクのコート(ちょっと大袈裟)を購入したいっていうんで、
その間、夫をモデルに撮影会(笑)。
ちなみにこの下の川は、
とってもとっても水が澄んでいてキレイ。
カモの親子も散歩してました。
この後は、橋を渡って向こう側へ。
すんごく楽しい問屋街で
私は毛糸を買ったり、アノ方はお菓子のアレを買ったり
とにかく何時間でも散策していたいエリアでした。
つづく